Finalist
木村 薫子
kaoruko kimura
age | 25 |
職業 | 大学院生 |
推し東北 スポット | 丸森町 |
「自分の好きなこと、得意なことを仕事にする」 これは、誰しもが願うことですが社会の「あたりまえ」として実現していません。 全ての人が長所を持っているはずです。ハンディキャップがあろうと、性別や経済状況、生まれた国に関わらず、好きだと思えることがあるはずです。それらを社会に活かすことができれば、世界の可能性が無限大に広がっていくのではないでしょうか。私は、このようなビジョンに向けて一人でも多くの共感者を得、そして実現に向けて一歩進めるため、今回ビューティジャパンに応募することに決めました。 私がこのように考えるようになったきっかけは、フィンランドへの1年間の留学です。 ある日私は、フィンランドの小学校で日本文化を生徒たちに紹介しました。その授業の後、知的障害を持った男の子が近づいてきて、手書きのオリジナルイラストをたくさん私にプレゼントしてくれました。彼は私に、日本が大好きだということ、将来日本のゲーム会社で働きたいという夢を語ってくれました。そして私に、どうしたらその夢を実現できるのかと尋ねてきました。 私は答えに窮しました。日本のネイティブで、健康になんら問題無い人でさえ自分の好きな仕事に就くのが難しいという現実と、少年の夢と希望のはざまで、胸が締め付けられる思いがしました。そして私は、彼のような能力を最大限活かすことができる社会づくりに尽力することを心に決めました。 以上のようなビジョンを実現するには、シェアリングエコノミー をベースにしたプラットフォームを構築する必要があると考えています。私は大学院在学中から企業でのインターンシップを通してITビジネスの動向について学んできました。また、今後は起業やシェアリングエコノミー 、様々な能力を持った人々のキャリア形成についてニューヨークで学び、プログラミングスキルを就職先企業で習得していく予定です。女性だからこそ実現できるビジョンもあると信じ、私は自分の夢に向かって愚直に突き進んでいきます。 このようなコンテストに出場するのは初めてで、ワクワクすると同時に不安もありますが、ここでの出会いと挑戦を通し、芯のあるしなやかな女性になれるよう精一杯頑張っていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 |