Finalist
安達 桜子
Sakurako Adachi
age | 29 |
職業 | 不妊専門鍼灸マッサージ師 |
推し東北 スポット | 仙台大観音 |
私がこのコンテストに参加する意義は3つあります。 まず一つ目は、17歳で発症した難病「リンパ浮腫」と生きていく私を多くの人に知ってもらうということです。リンパ浮腫はリンパ管の問題で病的なむくみを発症させます。私はなんの前触れもなく右足が象のように膨らみ始めました。右足が太い姿は私の最大のコンプレックスで常に右足を隠す生活をしてきました。 しかし、右足が太いという姿が「美」ではないという自分自身の考え方が自分を一番苦しめているということに気がつきました。だからこそ、私はこのコンテストで「リンパ浮腫で右足が太い安達桜子」という自分がどれほど美しい存在なのか伝えていきたいと思います。またコンプレックスは隠すだけのものではなく輝かせるものだということを私が舞台で証明します。 二つ目は私の仕事である不妊鍼灸に関わる知識や情報を広めたいということです。「不妊」は現代社会の大きな問題です。なぜ妊娠しないのか?の前に妊娠に関する知識を私たちは正しく学んでいません。知っているのは避妊をすることだけです。不妊治療に携わり感じたのは生理痛があることが当たり前ではないことや、生理痛のケア、生理周期、妊娠に必要な要素、生殖器の病気などを多くの女性は知らないということです。 私の目指すものは「不妊治療をするご夫婦を減らす」ということです。 そのために、正しい性の知識や妊娠の知識を中高生や若い世代に伝えていくのと同時に、今不妊に苦しんでいる方たちがほっと一息つけるようなお話や治療、アドバイスを全国的に行なっていきたいと思っています。 三つ目は私が治療やメンタルサポートしているサッカーのなでしこリーグで活躍している選手たちのプロリーグ化にむけた大きな支援を考えています。同じ女性として仕事をしながら直向きにサッカーをする姿に私は世界を動かしてしまうような大きなパワーを感じます。また、私が長野で一人寂しく過ごしていた時期をX'masのイルミネーションのように明るく鮮やかな毎日にしてくれたのがなでしこリーガーたちの存在でした。 私は必ず彼女たちに恩返しをする!と決め、このコンテストをきっかけにその行動を始めていきます。 これらの3つの参加意義が私の背中を強く押し続けてくれることでしょう。 Beauty Japanは出場するだけの大会ではありません。この大会に出場することは「女性が世界を変える」そんな序章にすぎないのです。 |